前回は「ポリフェノール」について書かせていただきました。
今回はカフェインについて記述しようと思います。
皆様は「カフェイン」と聞くと何を連想しますか?
私は無論「目覚まし」です。
そんなカフェインには目を覚ましてくれること(覚醒効果)以外にもたくさんの効果があります。今回はその一部を紹介しようと思います。
カフェイン
あまり知られていませんが、カフェインには解熱鎮痛作用があると言われています。
もしお持ちでしたら、お手元にあります頭痛薬などの鎮痛剤の箱の裏をご覧になってみてください。おそらくカフェインが入っているかと思います。もちろんカフェインだけが鎮痛剤中の鎮痛効果を持つ成分ではありませんが、その効果に期待をして含まれています。
コーヒーやお茶を飲みすぎてお手洗いが近くなったことはありませんか?
それはコーヒー中のカフェインが持つ利尿作用のためです。体内から余分な水分が減るため、むくみを改善したり、血圧を下げる効果があります。
カフェインの取り過ぎは禁物
ただし、水分補給が必要な際にはカフェインを含んでいるコーヒーは
向かないとも言えます。
体によいからと飲みすぎるのは禁物です。
飲みすぎてしまうと逆にカフェインは身体に悪影響を及ぼします。
例えば「目が覚める」でお馴染みの覚醒作用。これは単に脳に疲労を感じなくしているだけで実際に疲れが取れているわけではありません。コーヒーやエナジードリンクを飲んで徹夜をした後に猛烈な疲労が襲ってきたことはございませんか?
これに直結して言われるのが集中力の低下。適量であれば集中力の向上が見込めるカフェインですが、覚醒作用によって脳にオーバーワークをさせているわけなのでこれも同じ理由で集中力の低下を引き起こします。
何事も一長一短。ただしコーヒーの場合はデメリットを回避できます。
大好きなコーヒーも節度をもって適量を飲みましょう。